今から10年前のプロ野球。2003年は、どのような状況だったのだろうか。 存在していなかった楽天を除く11球団について、どんな選手が主力として活躍していたのか、当時のメンバーを振り返ってみた。 いまだ現役の選手、他球団に移籍した選手、コーチや監督に転身した選手……。 長期的な視点で眺めると、各チームはこの10年で良い方向に向かってきただろうか。 1位 福岡ダイエーホークス 王貞治監督 試合勝 敗 分 勝率
140 82 55 3 .599
主力流出続くも若手の成長でカバー 2003年からの10年間で最下位に沈んだ08年以外はすべてAクラス入りと安定した戦いを見せている。その間、井口、城島、川崎、和田が海外FA権を行使して海を渡り、杉内も
巨人へFA移籍と人材の流出も大きいが、新たな若い芽が育ち穴を埋める土壌があるのもチームの特長。監督のバトンは王貞治から09年に
秋山幸二に移ったが、生え抜きを主軸にして、脇を外国人やトレードでの補強で固めて、層の厚さを出すチーム運営は筋が通っている。
2位 西武ライオンズ 伊原春樹監督
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン