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近年、高校生ながら150キロ台をマークする投手が増えてきている。

昨年は花巻東の大谷翔平が岩手大会で160キロを計測したが甲子園出場はならず、2007年の佐藤由規(仙台育英)が記録した155キロはまだ打ち破られていない。

今年は済美の2年生エース・安樂智大が新記録樹立の期待に応えてくれそうだが、果たして…!?
写真=菅原淳、BBM.

▲安樂智大



済美・安樂が新記録樹立か!?

 2000年代に入り、ほぼ毎年のように甲子園で球速150キロ以上をマークする投手が出てくるようになった。昨年は、藤浪晋太郎が153キロを3試合で記録している。

 そして今年、この大台到達を期待されているのが済美2年の安樂智大だ。7月26日の愛媛大会準決勝の川之江戦の6回には、自己最速を3キロ更新する157キロを計測している。

 現在の甲子園2年生最速記録である150キロを塗り替えるのはほぼ確実と見られるが、本人は佐藤由規が記録した最速の155キロを上回る「158キロを出したい」と宣言。01年、非公式ながらスカウトのスピードガンが計測した寺原隼人の持つ...

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