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▲自ら熱くなり、動くことで選手たちを引っ張っている和田監督。初日から精力的に動いた

 

写真=毛受亮介

監督もかなり動く

▲投球フォーム改造中の藤浪はブルペンに入りほぼ完成と言える内容のピッチングを披露した



キャンプ見どころ
1、監督自ら動いて指導
2、とことんまでやる練習

 契約最終年のキャンプは、初日から和田豊監督自ら動いて鼓舞する。「心技体すべてにおいて、とことんやろう。ケガをさせるわけじゃないけど、その一歩手前までやろう」と前日のミーティングで選手たちに熱く語りかけた。

 その言葉を自ら実践。午前中には鳥谷敬西岡剛らのレギュラー陣に対して約20分のノックを行った。ノック中には監督の声が球場全体に響くほどの気合の入りよう。さらに午後には、一軍キャンプに抜てきした緒方凌介を相手に打撃練習を買って出た。

 この監督の勢いに乗せられるかのように選手たちも限界まで追い込んでいた。ランチ特打ではケガが心配されている福留孝介が志願。

 また、投手陣もほぼ全員がブルペン入り。エース・能見篤史が70球を投げ込めば、投球フォーム改造中の藤浪晋太郎も49球の実戦さながらの投球を見せ「オフの間にやってきたことができています」と新フォームに自信を見せた。

 和田監督も「昨年と違う。1球1球がね」と納得の表情。9年ぶりの優勝に向け、キャンプ初日から監督の意思が十分に浸透していた・・・

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