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▲久しぶりのユニフォーム姿でブルペン入りした館山


 

写真=井田新輔

館山復活に向け順調スタート

▲一塁守備練習もこなしたバレンティン



キャンプ見どころ
1、ベテラン投手陣の復活
2、内・外野守備位置の争奪戦

 2月1日、沖縄県浦添市でヤクルトの春季キャンプがスタート。初夏を感じさせる晴天下、39名の選手が汗を流した。

 投手陣で注目は、ケガから復帰の館山昌平。久しぶりのユニフォーム姿でブルペン入りし50球、休憩を狭んで30球と捕手を座らせて80球を投げた。手術後のリハビリも順調で、今年は8割まで仕上げてのキャンプイン。

「キャンプ中に100パーセントまで持っていきたい」と開幕までの完全復活を目指す。信頼を取り戻すシーズンにしたい石川雅規も初日から積極的にブルペンへ。昨季15勝の小川泰弘は45球を投じ、「直球の感じは悪くなかった」。投球後に言葉を交わした高津臣吾投手コーチは「高いレベルで物事を考えている」と信頼を寄せた。

 投球練習を見守った小川淳司監督も「館山も順調に来ている。小川もさすが」と期待を膨らませる。全体練習後には打撃投手を務めるなど初日から精力的に動いた。

 バレンティンも初日からフルメニューでの参加。フリー打撃で6本のサク越えを披露し、畠山和洋、ユウイチとともに一塁の守備練習もこなした。

 バレンティンの一塁転向案に「(一塁は)みんなが想像するほど簡単じゃない」と一塁死守を誓う畠山。和製大砲も昨季の不調を吹き飛ばすごとく快音を連発した・・・

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