週刊ベースボールONLINE

チームを勝利に導く 最強二番打者論

中日・俊足の左打者で走者を残す/12球団二番打者事情

 

新たな“二番打者”像が生まれつつある中で、各球団は二番にどんな役割を求め、打線を構築しているのか。12球団の“二番打者事情”を探っていこう。
写真=BBM ※記録は8月17日時点。チーム二番成績は先発のトータルの成績。OPS=出塁率+長打率は強打者の指標の1つ

首位打者、最多安打、盗塁王など、多数の打撃タイトルも射程圏内にとらえている大島。打撃、走塁ともに高い水準を維持し、チャンスをつくったうえでクリーンアップにつなげられる


中日の二番戦略 攻撃型


 打線はケガ人の影響で日替わりだが、大島洋平の二番がはまっていた。左ヒザのケガで離脱していた平田良介が6月中旬に復帰してからの一番・平田、二番・大島の“ヒラシマ”コンビは抜群。7月の8連勝では全試合で一、二番を担った。

 首位打者争いを繰り広げ、安打数、盗塁数でもリーグトップを争う大島に、ベンチから犠打のサインが出ることはめったにない。それは・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

特集記事

特集記事

著名選手から知る人ぞ知る選手まで多様なラインナップでお届けするインビューや対談、掘り下げ記事。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング