社会人NO.1の呼び声が高い左腕から、名手も認める守備職人、3拍子そろう巧打者までNTT東日本は3人のドラフト候補を擁する。 取材・文=依田真衣子 佐々木健 152キロ左腕が追う「勝てる投手」
多和田真三郎(
西武)、
小野泰己(
阪神)らを輩出した富士大で4年間を過ごした。4年時は春秋で計8勝を挙げ、大学選手権のマウンドも踏んだ。しかし、プロ志望届は提出しなかった。佐々木健は、理由をこう語る。「大卒でプロに行くには、3年までに結果を残すべきだと思っていましたが、残せなかった。4年時は同級生の
鈴木翔天(現
楽天)がケガをしていて僕が投げましたが、3年の時点で鈴木には敵わないと」。
学生ラストイヤーで急成長した左腕は、社会人でも即戦力として期待された。都市対抗(対日本生命)と日本選手権(対日本通運)では、初戦を勝ち上がった後の2戦目で先発。だが・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン