週刊ベースボールONLINE

激動の10年史 2010-2020

広島・前半の苦闘から急浮上し、球団初のリーグ3連覇/12球団激闘の10年史

 

中日が2連覇の黄金期から一転、暗黒期真っただ中。一方で、万年Bクラスだった広島がリーグ3連覇を果たした。栄枯盛衰の様相を呈しているセ・リーグ。激動の10年間を球団ごとに振り返ろう。
※各球団ページの「王冠マーク」はリーグ優勝の年(CS勝ち抜けは含まず)。各年度の「MIP」はその年に最も印象的な活躍をした選手。エース、中継ぎ、抑えの人選は編集部が選出

2018年には球団史上初の3連覇。黄金時代を築いた


 2010年代前半は、カープにとって、まさに冬の時代だった。エースの前田健太は一人奮闘するものの、例えば11年などは年間のチーム本塁打が52本という貧打。1998年からの連続Bクラスは、2012年にはついに15年連続にまでなった。

 それでも10年に就任した野村謙二郎監督が、猛練習に耐えられる選手と見込んで鍛えた丸佳浩菊池涼介が主力になるとともに、チームは上昇気流に乗った。13年、14年にはAクラスに入り、CS出場という経験を得る。

 そして、緒方孝市監督となった15年、チームをさらに上のステージに引き上げるのに大きな役割を担う選手が帰ってきた・・・

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