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福岡PayPayドーム 革新的なエンタメ性で多くのファンを魅了

 

例年なら開幕から2カ月が過ぎ、熱戦が展開されているはずだったが、新型コロナウイルスがわれわれから球音をも奪ってしまった。それでも日本プロ野球の開幕は、まもなくだ。当面は無観客試合が続く予定だが、いよいよ2020年シーズンが始まる。野球が恋しい、早く野球場に行きたい、そんな読者に贈る「球場物語」。


 応援歌『いざゆけ若鷹軍団』の冒頭に登場する「玄界灘」。その玄界灘を臨む絶好のロケーションに建てられたドーム球場は、古代ローマのコロシアムをモチーフとしている。名称は、2020年2月29日から「福岡PayPayドーム」に。誕生から3度目の変更である。

 最大の特徴は、日本で初めての開閉式屋根。厚さ4メートルのパネル3枚からなる屋根は、2枚が左右に120度旋回移動することで、約20分間かけて開く。自然環境や周辺への騒音問題の影響もあり、現在では「ルーフオープンデー」(毎年1カード2〜3試合)や、ゲームに勝利した後の「ルーフオープンショー」などに限られている。

 来場者にさまざまな楽しみ方を提案する豊富なシートも魅力の一つだ。グラウンドレベルで選手のプレーをより近くで堪能できる「コカ・コーラシート」や・・・

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