元号が平成から令和に変わり、各チームの戦いも40試合に近づいている。今回は令和元年を指揮する監督たちに迫ってみたい。 ※記録は5月12日現在 常にトップを目指して
就任5年目を迎え、過去4年は常に優勝争いを繰り広げて日本一3度。現役時代の豊富な優勝経験から、大事なところでの“勝ち方”を分かっている。 現役時代、前身のダイエーにも所属した
工藤公康監督が就任したのは2015年。プロ野球での指導経験のない中で、前年の日本一チームを引き受けるのはプレッシャーもあったが、それを力に変え、また、自らを指導してくれた
王貞治現球団会長、九州のファンへの恩返しの気持ちを持って任を受けた。
就任直後から選手とのコミュニケーションを第一に考え、そのうえで「自分の意志はしっかり伝える」「怒っているときは怒る」「うれしいときは喜ぶ」。常に選手たちと一緒に戦っているという意識を持って試合に挑んでいる。
芯の強さが表れているのが采配だ。投手陣の中では、勝ちパターンを任せた選手への信頼が特に厚く、多少打ち込まれても「いいときもあれば、悪いときもある」と責めはしない。入れ替えも・・・
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