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吉田正尚の頂ロード Road to Top

吉田正尚コラム「プロ野球選手としての誕生日がドラフトの日。だから毎年、この時期は『○年目が始まる』と思うんです」

 

指名後はチームメートたちに胴上げや肩車されての記念撮影、取材対応など、あっという間の1日でしたね


一区切りの誕生日


 プロ4年目も終わり、来季へ向けて秋季練習も始まりました。7月に続き、9月の月間MVPも受賞させていただくなど、シーズン終盤は良い状態を維持できましたが、シーズンを通じて成績を残したい。さらなる“頂”を目指すため、そして11月3日に開幕する『プレミア12』の日本代表にも選んでいただいたので、より自分の力を最大限に発揮できるよう、集中は切らさないでいきたいと思います。

 一方で今なおシーズンが続くチームもある。CSを勝ち抜き、頂上決戦となる日本シリーズへ進出する2球団が決定。来季は自分もポストシーズンの場で戦う。この気持ちも、来季への活力です。ただ、今から気負い過ぎても仕方ありません。今は心身を整える時期。それに、一つの“区切り”と思えるものもあるんです。

 それが『ドラフト会議』。僕自身が指名を受けたのが今から4年前の2015年のこと。当日は何位で指名されるのか、どこの球団へ行くのかと、不安も少しはありましたが、プロになるために大学へ進み、努力を重ねてきたので「結果を待つのみ」と、どこか落ち着いていたのを覚えています。ドラフト当日は練習もなく、午前中に散髪に行って身だしなみを整え、“そのとき”を待っていました。

 17時から始まったドラフト・・・

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