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ストーブリーグ最前線2019-2020

12球団補強戦略の現在地 西武、ソフトバンク、楽天編

 

ドラフト会議、日本シリーズが終わり、本格的な移籍市場がオープンとなった。ここでは球団別に補強戦略の現在地を探ってみる。
情報は10月19日時点 ターゲット候補、去就要注目の人選は編集部。順番は文中の登場順

ヤクルトが熱視線を送っているという十亀


西武・FA権獲得選手の引き留め



■ターゲット候補
福田秀平(ソフトバンク)
牧田和久(前パドレス)
松坂大輔(中日)

■去就要注目
秋山翔吾
十亀剣

 FA権を行使する可能性の高い2選手を引き留め、戦力低下を防ぐことがまずは必須事項となる。まずは今季、海外FA権を取得した秋山翔吾だ。10月13日、クライマックスシリーズ・ファイナルステージでソフトバンクに4連敗を喫して日本シリーズ出場が断たれた後、「自分の中ではいろいろ考えることはありますけど、今すぐ言葉にして話すことはない。周囲と相談して考えたい」と話した。

 しかし、以前からメジャー志向があり、夢へ挑戦することは濃厚だ。渡辺久信GMは「球団としての誠意は見せるし、恥ずかしくない数字は出す」と好条件を提示する意向だが、果たしてどうなるか。ドラフトでは8位で外野を守れる岸潤一郎(四国IL/徳島)を獲得したが、それだけでは秋山の穴を埋めるのは難しい。今年FA権を取得した攻守走の三拍子がそろう福田秀平(ソフトバンク)の獲得調査も・・・

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