今年のペナントレースも残りわずかとなってきたが、選手にとって最も力になるのはファンの声援だ。ここではその声援がチームの中でもひときわ高く、ファンを愛し、ファンに愛されている12人をピックアップ。どの選手も生え抜きの実力者であり、熱いハートの持ち主である。 ※年齢は2021年の満年齢。成績ほか情報は9月30日現在 T-岡田 待ちわびる“浪速の轟砲”
雰囲気を変える力がある。2016年の開幕直後に不振で二軍降格し、再昇格を果たして代打が
コールされると、トランペットが鳴り響く前に拍手が自然発生。常にスタンドは背番号55を待ちわびている。19年も腰痛で二軍暮らしが続いていた男が、本拠地最終戦で代打で登場すれば大声援が送られた。FA移籍も考えた男を、つなぎとめたのは、この声援にほかならない。「待ってくれている人がいる」。だから、ライトスタンドに豪打を届ける。
[2021成績]97試76安15本60点1盗、打率.249
[通算成績]1285試1162安201本698点31盗、打率.260
荻野貴司 悲願の歓喜へ走り続ける
異例の応援歌を忘れない。新人年の2010年、開幕から46試合で25盗塁と鮮烈デビューも故障離脱すると・・・
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