週刊ベースボールONLINE

ア・リーグMVP

エンゼルス・大谷翔平 文句なし、満票!

 

開票してみたら、圧倒的な支持を得ていた。アメリカのベテラン記者たちも虜にしたリアル二刀流。まさに投打&足で世界の野球を席巻。2021年は大谷による、大谷のためのシーズンで、ア・リーグMVPは必然だった。
文=樋口浩一 写真=Getty Images


 普通でないシーズンだった。大谷翔平が満票でMVPに選出された。リーグ1位の48本塁打、3位の打率.311を記録したブルージェイズのブラディミール・ゲレーロ・ジュニアをまったく寄せ付けなかった。現地メディアでは「普通のシーズンならゲレーロ・ジュニアは文句なしのMVPだった。そう……普通のシーズンなら」との声が挙がった。

 日本人選手としては2001年のマリナーズのイチロー以来2人目。このとき1位のイチローと次点のアスレチックスのジェイソン・ジアンビーの1位票が8差と接戦だったが、大谷は圧倒的な支持を集めた。BBWAA主催の電話会見で「(メジャーではMVPを)獲ること自体初めてで、なおかつ1位に皆さんが入れてくれたというのが本当にうれしくて、またさらに頑張ろうという気持ちにさせてくれた。ケガなく1年間できたのが一番よかった」と喜んだ。

 本格的な投打二刀流は当時レッドソックスだった1919年のベーブ・ルース以来。この年、ルースは投手で9勝5敗、打者では29本塁打と114打点で2冠。当時MVPはなかったため、二刀流で初めての受賞者となったわけだ。満票でのMVPは史上19人目。スーパースターが名を連ねるが・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

関連情報

関連キーワード検索

HOT TOPICS

球界の気になる動きを週刊ベースボール編集部がピックアップ。

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング