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連続写真に見るプロのテクニック

【連続写真】広島・磯村嘉孝「下半身をどっしりと使いパワーの貯め方もうまい。右ヒジを絞る意識を持てば上半身の開きは改善する」

 

プロ6年目の2016年シーズンから一軍での出場が増え始め、昨季から大瀬良大地選手とバッテリーを組んで先発マスクの機会を増やすなど、正捕手争いにも加わってきています。今季は出場、安打、本塁打、打点と、すべての数字でキャリアハイ。これからが楽しみな“打てるキャッチャー”です。



【ポイント】上半身の開き


 チームには同じくバッティングの良いキャッチャーの會澤翼選手がいますが、ガニ股で重心を下げたどっしりとした構えはウリ二つです。

 磯村選手の場合、軸足(右足):左足の力の配分を、7:3ないし6.5:3.5にして、軸足にかなり意識を置いているように感じます(写真1)。このようなフォームの場合、テークバックをとった際にキャッチャー方向に力が逃げてしまいがちですが、しっかりと軸足内側に力を貯められているのが良いですね。ここまで軸足のヒザを折ってしまうのは、それだけで力のロスにもつながる危険があり、パッと見たときに改善すべき点かと感じましたが・・・

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連続写真に見るプロのテクニック

連続写真に見るプロのテクニック

元プロの野球解説者が現役選手の打撃フォーム、投球フォームを連続写真をもとに解説。

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