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楽天 銀次内野手・バットでけん引する

 


 雪辱のシーズンを戦う準備はできている。選手会長として迎える2度目の開幕。銀次はより強い気持ちで、その日に臨む。首位打者を狙う安打製造機が、昨季は打率.274と低迷。不振による二軍落ちも経験した。もう一度、東北にチャンピオンフラッグをもたらすため、今季こそはバットでチームを引っ張る覚悟だ。

 打撃に大きな変化はないが、オープン戦から順調に結果を残している。3月22日の時点で13試合に出場し、いずれもチームトップの打率.304、6打点。「この時期は、だいたいこれぐらい。まだまだ上がっていくと思うし、少しずつ開幕へ向けてやっていければと思います」と淡々と話した。

 かつてのポジションにも再チャレンジしている。藤田の故障などに備え、2月末から二塁守備の練習を開始。同26日の練習試合、西武戦(春野)で試合途中から守ったが、2013年以来のことだった。倉敷でのオープン戦期間には、特守も行い「難しいのは難しいですけど、やるからには真剣にやりたい。しっかり準備しないと」と前向きに取り組んでいる。

 3月11日の日本ハム戦(丸亀)では、スタンドからの「頑張ろう、頑張ろう、東北!」の声援に乗って安打を放ち「もう1度優勝して、東北を元気にしたい」と思いを語った。昨年12月には、台風で甚大な被害を受けた岩手・岩泉の小学生たちに首位打者のタイトルを約束。東北の思いを背負う男が、自身12度目のシーズンに挑む。

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