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ヤクルト・川端慎吾 復活を期す2015年の首位打者/このままでは終われない

 

現在はリハビリに励んでいる川端


 再び輝きを取り戻すべく、懸命に汗を流している。プロ15年目を迎えた川端慎吾は今年1月、状態が上がらなかった腰の手術を受けることを決断。リーグ優勝を果たした2015年に首位打者と最多安打のタイトルを獲得した稀代のバットマンは現在、一軍の舞台を目指してリハビリに励む日々を送っている。

 17年2月には椎間板ヘルニアを発症し、同年8月に腰の手術を受けた。復帰した18年には97試合に出場し、昨年4月20日の中日戦(ナゴヤドーム)では通算1000安打を達成。だが、昨季は終わってみれば37試合の出場にとどまり打率.164、0本塁打、7打点。腰の痛みが強くなり、今オフに再びメスを入れ、再起を図る覚悟を決めた。

 春季キャンプは異例の不参加。東京都内の球団施設などを利用してリハビリを行った。2月下旬には埼玉・戸田球場にも姿を見せ「日常生活で痛みがなくなっただけでもいい。なるべく早く戻りたい気持ちはありますけど、無理はせず慌てないように」と前を向いていた。

 今季、長年チームの主砲だったバレンティンソフトバンクに移籍。得点力アップは課題の一つだ。青木宣親山田哲人村上宗隆ら並ぶ強力打線だが、高い打撃技術を誇る川端が加われば、厚みが増すことは間違いない。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で自主練習期間が続くが、ティー打撃を行ったり、ノックを受けるなど練習の強度も上がっている。4月末には球団を通じて「状態も良く徐々にできることも増えてきています。1日でも早く治し、少しでも早く皆さんの前で元気にプレーができる日を目標に、リハビリに励んでいきたい」と口にした川端。背番号5の完全復活を、ファンは待っている。

写真=ヤクルト球団提供

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