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DeNA・エスコバー 4年連続で50試合登板クリア/陰のチームMVP

 

来季DeNAで6年目のシーズンを迎えるエスコバー


 最下位からの巻き返しへ、何よりの安心材料だった。「横浜の街に残りたい気持ちが非常にあったので、その願いもかなってよかった。来年も精いっぱいプレーし、自分の力を出し切ります。日本シリーズへ進出して、優勝できるように頑張っていきます」。10月31日。DeNAと来季契約を結んだエドウィン・エスコバーは早速、力強い言葉で変わらぬ貢献を約束した。日本ハムからトレードで加入したのが2017年のシーズン途中。5年目の今季も頼もしかった。

 新型コロナウイルスの影響でシーズン開幕は不在。4月20日に出場選手登録されると、来日の遅れを取り戻すようにフル回転した。三嶋一輝山崎康晃と勝ちパターンを形成。リリーフ陣全体の防御率がセ・リーグワーストの3.87と苦しむ中で61試合、32ホールドはチーム最多だった。「すごくうれしい気持ち。こういう記録をつくることができて、本当に光栄です」と声を弾ませたのが6月13日の日本ハム戦(札幌ドーム)。3点リードの8回を任されると、西川遥輝から見逃し三振を奪った直球が163キロを計測した。NPBの左腕として、自身が持っていた160キロの最速記録を更新。10月7日の阪神戦(横浜)では4年ぶりとなるセーブもマークした。

 一昨年、昨年と2点台だった防御率は3.38に落としたものの、4年連続で50試合登板をクリア。58回2/3で11四球と制球力も改善させた。就任2年目を迎える三浦大輔監督も全幅の信頼を置く左のセットアッパー。愛する横浜のため、粉骨砕身の覚悟はできている。
写真=橋田ダワー

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