春季キャンプの紅白戦スタートのゲームで、「チーム第1号」アーチをかけたのは、やはりこの選手だった。今季も四番として期待されている
鈴木誠也外野手だ。2月11日の紅白戦の3回裏、カウントを悪くしてストライクを取りにきた平岡のストレートをとらえて、左越えにソロホーマーした。
「結果は気にしていない。(ストライクに対して)振れたというだけ」と、本人は涼しい顔。
今キャンプでは、右足首の回復状態を考慮し、走るメニューこそ抑え気味だが、その分、連日ランチ特打に登場してフリー打撃から連続ティーをこなすなど、バットは十分振り込んでいる。さすが四番の貫録を見せつけた一撃だった。