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東京六大学春季リーグ戦展望
投手力充実の立大と早大が対抗馬

明大の3季連続Vを阻止するのは?

 王者・明大とその牙城を崩したい五大学。その構図は変わらない。16戦を費やした末に完全優勝を遂げた春と、立大戦で勝ち点を落としながらも崩れなかった秋。いずれにも粘り強い明大の戦いが存在した。旧チームから主砲の岡大海(現日本ハム)、関谷亮太(現JR東日本)らが抜けたものの、主力メンバーはほとんど残った。エース左腕の山崎福也(4年・日大三)を筆頭に、同じ左の上原健太(3年・広陵)、柳裕也(2年・横浜)、今岡一平(4年・横浜隼人)と先発候補は充実。クリーンアップの糸原健斗(4年・開星)、菅野剛士(3年・東海大相模)ら打線にも厚みがある。今季も優勝候補筆頭だ。

▲春秋連続で宙に舞った善波監督。今季も本命視されている[写真=川口洋邦]



 その明大から勝ち点を奪いながら、惜しくも2位に終わった立大。新監督に溝口智成氏を迎えた今季の戦いぶりに注目が集まる。澤田圭佑(2年・大阪桐蔭)、齋藤俊介(3年・成田)の2枚看板が盤石で、打線も岡部通織(4年・帝京)、大城滉二(3年・興南)、佐藤拓也(2年・浦和学院)とバランスよく巧打者がいるのが強みだろう。優勝を狙える戦力だ。

 早大はエースの有原航平(4年・広陵)がいるが、重要となるのが・・・

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