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東京六大学

 

主将兼エースの明大・柳裕也と立大・澤田圭佑がチームけん引


早大の主将・石井一成[4年・作新学院高]は昨年果たせなかった春、秋のリーグ戦、大学選手権と神宮大会をすべて制すリーグ史上初の「年間グランドスラム」を目標にする


 リーグ3連覇を狙う早大は投手力が充実する。大竹耕太郎(3年・済々黌高)と小島和哉(2年・浦和学院高)の左腕コンビが先発2本柱。このほかサブマリン・吉野和也(4年・日本文理高)、北濱竣介(3年・金沢桜丘高)、左腕・竹内諒(4年・松阪)とブルペンも充実。一方、リードする捕手は吉見健太郎(3年・早実)の起用が予想されるが、昨秋までリーグ戦出場がなく、経験不足が懸念される。このほか野手は茂木栄五郎(現楽天)、重信慎之介(現巨人)ら6人が卒業し、主将・石井一成(4年・作新学院高)と好打者・中澤彰太(4年・静岡高)のバットがカギを握る。旧チームは神宮大会準優勝でタイトル4冠をあと一歩で逃しただけに、主将・石井は東京六大学初の「年間グランドスラム」を目標に設定している。

 明大は97年の川上憲伸(元中日ほか)以来、19年ぶりに主将兼投手として柳裕也(4年・横浜高)がチームをけん引する。攻撃陣は抜群の打撃センスを見せる佐野恵太(4年・広陵高)がポイントゲッターとなる。昨年、プロ志望届の提出を回避し、大学進学する注目1年生・森下暢仁(大分商高)は素材が良い。

 慶大はリーグ戦通算16勝の153キロ右腕・加藤拓也(4年・慶應義塾高)が先発、抑えにフル回転する構え。花巻東高で大谷翔平(現日本ハム)の控え投手だった・・・

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