週刊ベースボールONLINE

2020ドラフト

スカウト活動は「6.1」解禁。アピールの機会少なく「評価」難しい高校生の現実

 

毎年夏の全国大会(甲子園)ではNPB全12球団が視察するが、今年はこの光景を見ることはできない


緊急事態宣言の解除受けスカウト活動は「6.1」解禁


 新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、延期されていたプロ野球の開幕は6月19日に決定した。なお、NPBのスカウト活動について5月29日、日本学生野球協会とNPBとの合意により、段階的に開始していくことが示された。同協会は日本高等学校野球連盟と全日本大学野球連盟を統括する上部団体。つまり、各球団はドラフト対象の高校生、大学生の練習や練習試合の視察については、5月30日からスカウトから加盟校への視察に関する連絡が可能となり、6月1日からは視察が解禁される。

 NPB各球団は政府からの緊急事態宣言発出を受けて、スカウト活動を自粛していた。5月22日の代表者による会議で、スカウト活動は12球団で一律で再開することを確認。なお、NPBは各球団に対し、スカウト活動に関する新型コロナウイルス対策のガイドラインを徹底することも示されている。ただし、施設への立ち入りを制限している学校もある。高校については責任教師を通じて学校長の許可を得た上で、大学は野球部長、もしくは監督を通じて大学当局の許可を得た上での視察になる。視察人数についても、当該校の意向を踏まえた形で実施することが通達された。

 すでに練習試合を解禁している地域もある。ただ、スカウトとは・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

アマチュア野球情報最前線

アマチュア野球情報最前線

アマチュア野球取材班、ベースボールライターによる、高校・大学・社会人野球の読み物。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング