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セトヤマ雑記帳

2人の指揮官がタッグを組み 一、二軍問わず力を引き出す

 

 オリックス・バファローズは、10月1日、来季監督に福良淳一監督代行の昇格を発表しました。同時に球団OBの田口壮氏の二軍監督就任が決まりました。ともに現役時代、1995年のリーグ制覇、96年の日本一に貢献しています。リーグ5位からの巻き返しを期す来季を、固い絆で結ばれている2人に託すことになりました。

 福良監督は今季、森脇浩司監督の休養を受け、代行に就きました。借金15でチームを引き継ぎ、最終的に19まで増えましたが、指揮を執った期間は借金4ということになります。どん底だった就任直後のチーム状態を踏まえると、勝率5割に匹敵する成績でした。

 あれだけ二軍を視察した指揮官は、私はダイエー(現ソフトバンク)監督だった故・根本陸夫氏のほか知りません。V9時代の巨人のように主力が計算どおりに力を発揮すれば、一軍のマネジメントだけ考えればいいのかもしれません。しかし、今季のオリックスは主力に故障者が続出しました。二軍を含めた全選手の力を結集させることが不可欠と考えての行動だったと思います。その結果、奥浪鏡内野手、若月健矢捕手、山田信義投手、塚原頌平投手、近藤一樹投手ら、シーズン前の報道ではほとんど名前が挙がらなかった選手を、それなりの戦力に整えました。

 いかに相手が嫌がる野球をするかなど、チームのことを24時間考える情熱も感じました。さらに選手からの人望が厚いだけではなく・・・

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オリックスの球団本部長の要職を務める瀬戸山隆三がチーム運営について語る連載コラム。

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