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ファームから羽ばたけ!New Generations

ソフトバンク・増田珠 受け継ぐ“元気印”の魂

 

内川聖一松田宣浩らの後継者候補として、外野からコンバート。決して簡単ではない道のりも、野球に対する貪欲な姿勢と高いポテンシャル、先輩たちにも負けない元気の良さで突き進む。

内野手/2年目/20歳


 今季、内川聖一が37歳、松田宣浩も36歳になるソフトバンクにとっては、その後継者となる「右打ちの内野手」の育成は急務でもある。その最右翼候補が、2年目の増田珠だ。

 名門・横浜高で中堅手として2年夏、3年夏に甲子園出場。神奈川大会で4戦連続5本塁打の離れ業を見せた。2018年ドラフト3位で入団すると、内野手へコンバート。主に守ったサードは、右打者の引っ張った強烈な当たりが飛んでくるだけに「打球音と同時に打球が来る。外野ではそういう打球がなかったので反応するのが難しかった」という。そのギャップに苦しみながらも「内野の面白さが分かってきました。新鮮な気持ちで過ごすことができたと思います」と振り返ったルーキー年は三軍で82試合に出場。打率.309、31打点、3本塁打のパンチ力も光り、終盤には二軍へ昇格して5試合を経験。9月23日のオリックス戦(タマスタ筑後)では、二軍での初スタメンで初打席初安打もマークした。

 オフの1月には、内川、上林誠和、広島鈴木誠也らが行っている宮崎・日向自主トレに、自ら志願して参加。

「迷惑だと思いましたけど・・・

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