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【巨人、阪神、中日】2019年新背番号となった選手は?

 

2019年から新背番号となり、心機一転、新たな野球人生を歩む選手は? 新人、新外国人、移籍選手などの背番号とともに紹介。ここでは巨人阪神中日を見ていこう。

読売ジャイアンツ


巨人・上原浩治


 12月20日、球団から2019年シーズンに背番号変更のある選手が発表された。その数、実に17人。「チームのことは、原辰徳監督にすべて任せる。編成も原監督の意向を完全に尊重する」と山口寿一オーナーが明かしているが、3度目の就任となった原監督の意向が強く反映されているようだ。最大の話題は菅野智之の「18」への変更だろう。「監督からお前しかいないと言われました」と菅野本人が明かしたように、杉内俊哉の引退で空き番となった巨人伝統のエースナンバーを2年連続沢村賞右腕が背負うことに。これによって空いた「19」は、メジャー移籍以前に背負っていた上原浩治(一時自由契約も、再契約)のもとへ戻ることに。移籍加入の岩隈久志もメジャー移籍前の楽天時代につけた「21」と配慮がなされ、外国人選手の40番台への変更など、全体的に落ち着くところに落ち着いた印象だ。

【2019年巨人の新背番号】
[背番号変更]
山口俊 42→11
上原浩治 11→19
菅野智之 19→18
吉川光夫 21→47
畠世周 28→31
桜井俊貴 36→35
T.ヤングマン 39→49
田口麗斗 90→28
與那原大剛 91→023(育成再契約)
C.C.メルセデス 95→42
宇佐見真吾 27→32
田中俊太 63→51
吉川大幾 68→00
増田大輝 98→63
A.ゲレーロ 5→44
石川慎吾 49→36
立岡宗一郎 58→39

[新人]
高橋優貴 12
増田陸 61
直江大輔 54
横川凱 62
松井義弥 65
戸郷翔征 68
山下航汰 009(育成契約)
平井快青 012(育成契約)
沼田翔平 016(育成契約)
黒田響生 021(育成契約)

[新外国人]
R.ラモス 025(育成契約)
C.ビヤヌエバ 33
I.モタ 014(育成契約)

[移籍選手]
岩隈久志 21
山下亜文 024(育成契約)
炭谷銀仁朗 27
中島宏之 5
丸佳浩 8

阪神タイガース


阪神・西勇輝


 今のところ大きな背番号変更はない。2018年シーズンまで西岡剛が着けていた「5」番をドラフト1位の近本光司が着けることに決まった。また、ドラフト3位の木浪聖也は守備の名手・大和(現DeNA)の背番号「0」を受け継ぐ。オリックスからFA移籍した西勇輝は、先発や中継ぎで活躍しリーグ優勝にも貢献した安藤優也(現コーチ)の背番号を受け継ぐ。また、新加入となるジョンソン投手と前中日のガルシア投手の背番号は未定でこれから決まる。

【2019年阪神の新背番号】
[背番号変更]
横山雄哉 15→115(育成再契約)
藤谷洸介 45→125(育成再契約)

[新人]
近本光司 5
小幡竜平 38
木浪聖也 0
齋藤友貴哉 48
川原陸 47
湯浅京己 65
片山雄哉 122(育成契約)

[移籍選手]
西勇輝 16

中日ドラゴンズ


中日・松坂大輔


 最大のトピックスは、松坂大輔の「18」への変更だろう。2013、14年のニューヨーク・メッツ時代の「16」、そして18年の中日初年度の「99」以外は、99年の西武入団時からずっとエースナンバーを背負ってきた。18年まで投手コーチを務めていた朝倉健太の上着を借りて「81」を身に付けた際は、「背番号18に未練があるので」と周囲を笑わせた。もともと「18」を背負っていた鈴木翔太は、右手血行障害の手術を受けたばかり。松坂と背番号をトレードする形で、今後はリハビリに専念する(つまり「99」)。また、京田陽太は、あこがれの阪神・鳥谷敬と同じ「1」を背負うことになった。全試合フルイニング出場を挙げ、鳥谷のように竜の“鉄人”を目指す。

【2019年中日の新背番号】
[背番号変更]
鈴木翔太 18→99
丸山泰資 28→69
松坂大輔 99→18
京田陽太 51→1
友永翔太 1→62
渡辺勝 212→31

[新人]
根尾昂 7
梅津晃大 28
勝野昌慶 41
石橋康太 58
垣越建伸 61
滝野要 51

[新外国人]
エンニー・ロメロ 70

写真=BBM
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