プロ野球の歴史の中から、日付にこだわってその日に何があったのか紹介していく。今回は2006年8月15日だ。

“世界の鉄人”阪神の金本知憲がまたも大記録に到達した。この日、京セラドームで行われた横浜戦にフル出場した金本は、これで1000試合全イニング出場となった。日本ではもちろん、メジャー・リーグにもない空前絶後の大記録だ。1000試合連続出場試合でさえ、日本のプロ野球では7人しかいない。その1000試合をフルイニング出場したのだから、鉄人以外の形容は思いつかない。

「4月9日の世界記録（904試合）ほど感激はないけど、1200から1300試合ぐらい行ければいいね」と金本。この試合2打点の活躍、チームの勝利（6対1）に貢献したが、「もっともっと気持ちを強くして戦っていきたい」と金本は前を見据えた。

写真＝BBM