8月25日のソフトバンク戦で右邪飛を好捕した川越(球団提供)
今日10月7日から「メットライフ生命8-9月前半ベストプレー賞」の投票を開始した。6-7月度は、投手部門は
今井達也、野手部門は
外崎修汰が見事受賞。それぞれ賞金25万円を手にすることとなったが、今回は誰にメットライフ生命月間ベストプレー賞の女神はほほ笑むのだろうか?
投手部門でノミネートされたプレーの1つは、ファンの記憶にも新しい9月11日の
オリックス戦。この日先発マウンドに上がった今井達也は伸びのある直球とキレ味抜群の変化球で13個の三振を奪い2年ぶりの完封勝利を挙げた。今井自身、6-7月度のベストプレー賞に輝いたときは翌月の受賞にも色気を見せていたが、そうなる可能性は十分にある。
そして、その快投の対抗馬となるは3年目の
渡邉勇太朗。後半戦から先発ローテションに入った21歳の若武者は8月15日にプロ初勝利を挙げたが、5回を投げ切り勝利投手の権利を得た瞬間もノミネートされた。さらに9月12日のオリックス戦、最終回マウンドに上がり三振で締めた
平良海馬の投球もメットライフ生命899前半月間ベストプレー賞に名乗りを挙げた。
豪快なホームランや劇的なタイムリーヒットがノミネートされがちな野手部門のベストプレー賞の候補だが、今回はいつもと少し色が違う。まずは8月14日の
楽天戦、初回無死一、二塁のピンチで右飛をうまく捕球して飛び出していた2人の走者を刺して完成した三重殺のシーンが選ばれた。「自分にとっては普通のプレー」と淡々と振り返ったが、これは名手・
愛斗の冷静なプレーだった。
そして守備編でもう1つ。8月25日のソフトバンク戦。右翼の守備に就いていた
川越誠司が右邪飛を一塁ブルペンのネットに全身を預けながらも好キャッチ。最後は引っ掛かって自分ではどうすることもできない体を、ソフトバンクのブルペン陣に“救援”されるまでが一連の“プレー”と言えるかもしれないが、こちらもノミネートを果たした。もう1つは9月7日のソフトバンク戦、1点ビハインドで迎えた8回、
源田壮亮がセンターへの逆転タイムリーヒットを打ったシーン。このゲームは
栗山巧が通算2000安打を達成し、初めてのメットライフドーム凱旋試合だっただけに栗山の偉業に花を添えるという意味でも価値ある一打だった。
2カ月連続の受賞を狙う今井は「(投手のそれぞれプレーについて)勇太朗の初勝利や平良が試合を締めるシーンはこのメットライフ生命月間ベストプレーにふさわしいシーンだと思います。そして今月もこの賞にノミネートしていただき、うれしい限りです」と話しながら、「もちろん、2カ月連続で受賞することができればこの上ない喜びです」とコメント。
6-7月のベストプレー賞に輝いた外崎修汰は「(野手のそれぞれのプレーについて)どれも印象深いですね。軽快な愛斗のプレーだったり、川越のキャッチもネットに引っ掛かりながらの素晴らしいプレーでした。ゲンのタイムリーも印象に残っています。ファンの皆さんにはぜひそれぞれのプレーを思い出していただきながら投票していただきたいです」と呼びかけた。
賞金25万円の行方はファンの一票で決まる。本日からメットライフ生命のホームページ(https://www.metlife.co.jp/brand/campaign/)で投票可能だ。