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川口和久のスクリューボール

川口和久コラム「気圧配置は西高東低、菅野周辺に雨雲あり?」

 

この日の菅野はずっと迷いながら投げていたように映った


ものすごい違和感が


 意外に思うかもしれないが、実は俺、天気予報が大好きで(ゴルフで天気が気になるのもある)気圧配置も結構詳しい。4月も半ばになり、気温はかなり上がってきたが、時々、寒の戻りがあり、そのとき、いわゆる西高東低、冬型の気圧配置になる。

 今のセ・リーグがそうだ。4月11日現在、阪神広島が1、2位と完全な西高東低になっている。新人・佐藤輝明を起爆剤にし、投打のバランスがいい阪神と、大瀬良大地森下暢仁とローテの表裏で頭を投げる先発投手が好調の広島。どちらもしばらくは大崩れしないだろう。

 4月9日にはマツダ広島で、西の雄の一角、広島と、2連覇中の東の雄で、新型コロナでの選手離脱が響きながらも、この時点では2位に踏みとどまっていた巨人の一戦があった。

 先発は広島が大瀬良、巨人が脚部の違和感から復帰した菅野智之のエース対決。広島が勝利したが、・・・

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広島、巨人で活躍した川口和久氏が独自の視点でプロ野球に斬り込む連載コラム。

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