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センバツ出場校プレーバック

【神戸国際大付(兵庫)4年ぶり5回目】大西正樹があわやノーヒットノーランの完封勝利

 

センバツ出場校のこれまでの試合を振り返る「センバツ出場校プレーバック」。第27回は神戸国際大付。

強打の駒大苫小牧打線を1安打完封に仕留めた神戸国際大付・大西正樹


第77回大会(2005年)
2回戦
神戸国際大付4−0駒大苫小牧

 今大会は、最速145キロの速球を武器にする本格派右腕・阪上翔也を中心に上位進出を狙う神戸国際大付。甲子園最高成績は2005年の春ベスト4。この大会はエース・大西正樹の好投が光った。

 初戦の甲府工戦を4安打1失点完投。甲子園初勝利をつかんだ勢いそのままに、夏春連覇を目指す駒大苫小牧打線を圧倒した。

 大西は130キロ台後半のストレートと大小2種類のカーブを駆使し、三振の山を築く。序盤は4回まで毎回死球を与えるなど不安定な投球も、荒れ球気味でキレのある投球で安打を許さず無失点に抑える。大西は、9回先頭打者・辻寛人の左前安打でノーヒットノーランの大記録を逃すも、1安打12奪三振の完封劇。打っては四番・正木修平は全4打点をたたき出す活躍で完勝。チームのベスト8進出と兵庫県勢春150勝を記録した。


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