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“一打無敵”のご意見番が球界を斬る 張本勲の喝!!

張本勲コラム「ドラフト制度が導入されたのは、自然の成り行きだったが、今は必要か?江川卓の“空白の一日”は賛否両論だ」

 

江川の巨人入団が正式に決まったのは、79年1月31日のことだった


高校中退でプロ入団も


 大谷翔平(エンゼルス)の2021年シーズンが終わった。残念ながら本塁打王のタイトルを獲得することはできなかったが、二刀流としてよく頑張ったと思う。今季の大谷の活躍については、次号でじっくりと述べさせてもらいたい。

 今回は終わったばかりのドラフトの話だ。今年もまた多くの選手がプロの世界に飛び込み、そしてそれだけの人数がユニフォームを脱ぐことになる。私はこの連載で何度も言っているが、球団から戦力外通告を受けて初めてプロ野球選手だったありがたみが分かるのだ。もっと野球に打ち込んでおけばと自分の甘さを嘆いても、もう遅い。今年ドラフトで指名されたルーキーたちには、そのことを強く言っておきたい。

 私が浪商高を卒業し、東映に入団したのは1959年(昭和34年)のことだった。当時はドラフト会議などなかった。今の時代では考えられないだろうが、高校卒業を待たずに中退して入団しても何の問題なかったのだ。金田正一さん(国鉄ほか)がそうだったし、尾崎行雄(東映)もそうだ。尾崎にいたっては高校2年生で中退したから、プロ1年目は高校3年生にあたる。

 実は私もその可能性があった・・・

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張本勲

張本勲

球界きってのご意見番として活躍する野球評論家の張本勲氏が週刊ベースボールで忖度なしの喝を発信。球界の未来を考えた提言を展開する。

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