若林忠志の第1球でドラマが始まった日本シリーズはどんな「シリーズエース」や「エースのつまずき」を生んできたのか──。 1950年、第1回のセパ頂上決戦に先発した若林忠志[左。右は湯浅禎夫監督] 日本シリーズは、そのスタートからエースが第1戦に登場しない戦いになったが、それだけ、監督たちの、シーズンとは違った思惑…