よく「甲子園の優勝投手はプロでは大成しない」というジンクスが言われる。もちろん、松坂大輔(横浜高3春夏。現・西武)、田中将大(駒大苫小牧高2年夏。現・ヤンキース)ら例外はいるが、200勝以上の投手の中で夏の甲子園優勝投手は皆無、センバツは野口二郎(阪急ほか)、平松政次(大洋)の2人という数字を見ると、10代の高…