すべてはあの日から始まった。いまから約1年前、岡島豪郎は自らの生きる道を自分で切り開いた。覚悟を決めて座っていた席を立ち、星野仙一監督に捕手ではなく、外野手での起用を直談判した。闘将の心を動かした情熱の男の一大決心。その瞬間から岡島の新たな野球人生が幕を開けた。 プロ2年目の2013年7月29日。チー…