育成型チームは外国人で足りないパーツを補う
【補強ポイントはここ!】 左腕のセットアッパー 長打力のある左打者 ▲インディアンス時代のハーミッダ。マーリンズ、レッドソックス、アスレチックス、レッズ、パドレスでメジャー経験のある30歳だ
補強ポイントは大きく分けて2つ。一つ目はリリーフ陣の充実である。特に、今季は左腕のセットアッパーが
宮西尚生しかおらず、まともに歩けないほど足の状態が悪い中(のちに疲労骨折と判明)でも登板させるなど、大きな負担がかかっていた。ドラフトで28歳の
瀬川隼郎を指名したのも、即戦力のリリーフ左腕として期待しているからだ。また、新外国人のガラテも左のリリーバーとして期待は大きい。14年シーズンは台湾で結果を残しているため、日本への順応も問題ないだろう。
2つ目の補強ポイントは打者・
大谷翔平が欠場したときに、五番を任せられる左の長距離砲だ。今年は新加入のミランダがその役割を任されたが、打率が.227と安定感を欠き、一塁かDHでしか出場できないため、チーム構成上使いづらい面があった。そこで今オフ獲得したのが
レアードとハーミッダの両外国人だ。
レアードは一塁と三塁を守れるユーティリティー性があり、14年シーズンは3Aで3割を打ちながら勝負強い打撃で多くの打点をたたき出している。ハーミッダは・・・
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