8月14日の広島戦[マツダ広島]では、8回を5安打1失点で約1カ月ぶりに9勝目。Vを争うライバル相手にこのカード勝ち越しを決める貴重な勝利だった/写真=小山真司
前回のコラムで、腰に違和感を覚えている現状を受け止めて、一歩一歩前に進んでいる最中であることをお伝えしました。その後、7月2日の
中日戦(東京ドーム)で今季初めての完封勝利を挙げてから、5試合、約1カ月間にわたり勝ち星から遠ざかる結果となり、再び多くのファンの方にご心配をかける形となってしまいましたが、この間、僕自身はコンディションが上向いていることを実感していました。今季9勝目となった8月14日の広島戦(マツダ広島)は、蒸し暑い中(ナイターでしたが)でのマウンドとはいえ、8回113球を投げ終えても体力的にはまだまだ余裕がある状態。昨年までならば、試合終盤はバテてしまっていたかもしれません。なぜここに来てコンディションが上向いているのか。そのワケは6月9日に一軍に復帰して以降、取り組んできた食生活の改善にあります。
一部報道では僕が“グルテンフリー”を取り入れ、乳製品を摂取しないようにしてからコンディションを回復させた、というものがありますが、その報道自体に間違いはありません。では、なぜ“グルテンフリー”と乳製品(カゼイン)を抜くことに行き着いたのか。実は、その理由がとても重要で、読者の皆さんの中にも「これは!」と有益に考えていただける方がいると思い、今回のコラムのテーマとさせてもらいました。“グルテンフリー”と聞いて、皆さんはどんなことを思い浮かべるでしょうか。ダイエット? 健康食? 美容法? 確かにそういった用途で取り入れる方も多いようで・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン