昨年の夏は桐光学園の松井裕樹が奪三振記録を塗り替え話題となったが、今までに打ち立てられた記録を知れば試合観戦はより一層面白くなるもの。 そこでここから近年新たにマークされたものから、もはや打ち破ることのできない過去のものまで、過去94回の大会の記録を試合とともに振り返っていく。 ※本塁打記録は
別ページに掲載
【大会記録】 チーム最高打率 .448 駒大苫小牧 第86回/2004年[5試合174打数78安打] 準々決勝の横浜戦では七番の林裕也が
涌井秀章を攻略し、史上5人目のサイクル安打を達成。糸屋義典も14安打をマークするなど、切れ目のない打線で、決勝では済美の19安打10得点を上回る20安打13点の猛攻を見せ、春夏通じ北海道勢初の日本一に。01年に日大三が記録したチーム打率.427を上回る新記録を叩き出した。
個人最高打率 .727 古閑憲生(津久見) 第70回/1988年[3試合11打数8安打] 札幌開成戦で4打数3安打、大垣商戦は3打数2安打をマーク。エース・
川崎憲次郎(写真中央)らとともに勝ち進んだ準々決勝の
広島商戦でも4打数3安打と大活躍したが得点に結びつかず0対5で敗れた。日本一にはなれなかったが、ベスト8以上で古閑以上の数字を残せるバッターは四半世紀経ったいまでも現れていない偉大な記録だ。
チーム最多安打 100 智弁和歌山 第82回/2000年[6試合]
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