グラウンドでは選手が思う存分に活躍しているが、その裏で、地道なサポートを続けるスタッフの存在も忘れてはいけない。縁の下の力持ちの中から、打撃投手・ブルペン捕手・広報に、自らの役割について語ってもらった。 取材・構成=吉見淳司、写真=佐藤真一 投手を盛り立てる観察眼
先発・救援とも充実の布陣で、強力打線の破壊力をさらに引き出した投手陣。その頼もしさを実感しているのがブルペン捕手の長田勝さんだ。2007年に
オリックスを戦力外となり、トライアウトを受験。そこで
広島からブルペン捕手としての打診を受け、新天地に飛び込むことを決断した。
「それまで広島とはまったく縁がなかったですが、先輩の
松本隆さんや同級生の松橋隆普実(ともに現在もブルペン捕手)などに助けてもらい、すぐになじむことができました」
15年に広島に復帰した
黒田博樹とはキャッチボール相手となり、時には食事に誘われながらさまざまなことを学んだ。
「印象的だったのは、投球術はもちろんですけど・・・
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