遅れて来た即戦力左腕 自社製のピアノに座り、ポーズを取る竹下 竹下真吾の運命を変えたのは、ある一つの危機感だった。 「何か変えないと、このまま僕の野球人生が終わってしまうと思った」 九州共立大からヤマハに入社した昨年は都市対抗の準々決勝(東芝戦)で先発し、4回を2安打無失点と好投した。10月の日本選手…