写真=佐藤真一 ボールがスタンドに着弾するのを見届けゆっくり走り出した。人生初となるサヨナラ本塁打を放った原口文仁。その立ち振る舞いはすでに阪神の中軸打者と言えるものだった。 「前の回から(杉浦の)真っすぐが来ていたので、振り負けないようにと。自分の中で完ぺきで最高でした」 4月6日のヤクルト戦[京セ…