この春、日本中の注目を集めた男だ。3月に開催された第4回WBCで、侍ジャパンの正捕手を務めて一躍脚光を浴びる。まだ巨人でもポジションの保証がない状況だったが、初めての国際舞台7試合で飛躍的な成長を遂げた。“非日常の世界”で得難い経験をした小林誠司が思い描く理想の捕手像に迫ろう。 取材・構成=坂本匠、写真=小山…