昨年は春も夏も甲子園で笑って泣いて、2年生で一人だけ侍ジャパンU-18代表入り。183センチの84キロで最速は150キロ。星稜高のエース右腕、奥川恭伸はそれだけでも十分なスケール感なのに外堀を埋めつつ核心に迫っていくと、見上げるような輪郭が浮かび上がってくる。 取材・文=大久保克哉 写真=桜井ひとし もはや同世代…