ここからは小社所蔵の写真とともに野村氏の人生を追っていく(文中敬称略)。 【幼少期-南海選手(兼任監督時代除く)時代/1935-70年】 峰山高時代。甲子園にも出場できず、まったくの無名だった ■クビの危機を乗り越えパを代表する強打者に 1935年、京都府竹野郡網野町(現・京丹後市)に生まれた。父親が早くに亡くなり、母…