時代を切り開く「160キロ」

  •  夏色に染まった岩手路で高校生が刻んだ『160キロ』は、衝撃以外の何物でもなかった。  2012年、7月。花巻東高の大谷翔平は3年夏を迎え、岩手県大会準決勝(対一関学院高)の先発マウンドに上がった。盛岡市三ツ割にある岩手県営野球場のど真ん中で、体内に秘められた大きなエンジンを思い切りふかす大谷がそこにはいた。

新着 野球コラム

もっと見る

カテゴリ

©ベースボール・マガジン社
©NetDreamers