攻守走、すべてにおいて、高いレベルで勝負できる潜在能力。日本人の父とフィリピン人の母を持ち、地元で心技体を磨いてきた。公立校でのプレーを選択したのは、理由があった。 文=岡本朋祐 写真=上野弘明 今夏は1996年以来、4回目の甲子園を目指したが、準決勝でセンバツ出場の大分舞鶴高に敗退。厳しいマークに遭いなが…