目の前にはまたとないチャンスが広がっている。7年間の下積みを経て若手から中堅へと差し掛かる8年目、自らの力で不動の三塁手&選手会長・村田修一への挑戦権を得た。争点は端的に“どちらが打てるのか”。飛距離こそライバルに軍配が上がるが、すさまじい衝撃音をともなう打球の強さには分がある。25歳・中井大介が、その…