1976年にベストナイン、79年には本塁打王を獲得。20歳代中盤に差し掛かった80年は苦悩との戦いが続いた。それでもチームの中心的存在として、そして「四番」としての責任を背負った。まさに「ミスタータイガース」として完成していった80年代であった。 取材・構成=椎屋博幸、写真=BBM 江夏家での衣笠のひと言 「3代目ミ…