キャンプからチームとして果敢な走塁を目指してきた。たとえ俊足ではなくても、次の塁を貪欲に狙っていく。それが形となって現れた試合が7月31日のヤクルト戦(東京ドーム)だった。 まずは村田修一が走った。2回無死一塁で橋本到の右前打で三塁に進み、その後、打線がつながり、この回に一気に6点を奪う呼び水となっ…