走塁のスペシャリスト・鈴木尚広が現役を引退した一方で、スピードスターの片鱗を見せた新人がいた。2016年ドラフト2位の重信慎之介だ。 春季キャンプで猛アピールし、開幕一軍を勝ち取ったが、わずか1試合の出場で二軍降格。再昇格後も定着はできず、25試合、打率.190で1年目を終えた。実直な性格の24歳は「一軍定…