プロ1年目、一軍の舞台で様々なことを学んだ藤平 まさに痛恨の一発だった。藤平尚真は思わず両ヒザに手をつき、表情はうつろだった。9月13日の西武戦(Koboパーク宮城)、2点リードで迎えた6回だった。安打と四球で一死一、二塁のピンチを招くと、打席には強打者・中村を迎えた。追い込みながらも、甘く入ったフォークを…