文=平野重治 日本ハム・大谷翔平が“二刀流”を再開した。やはり、野球選手は「投げて打ってこそ楽しい」の子どものころの夢を追いたいのだ。 草創期のプロ野球では、人数が少ないこともあって「打てる投手」はすぐ打者としての出番があった。プロ野球スタートの1936年には、巨人の第2投手だった前川八郎が四番で1試合フ…