文=大内隆雄 1月30日付の読売新聞「医療ルネサンス」の「円形脱毛症」に登場した、日本ハムなどで外野手として活躍した森本稀哲さんの言葉に筆者は深くうなずいた。小学校1年生で全身の毛が抜けてしまう汎発型円形脱毛症を発症。周囲の好奇の視線が怖かったという。しかし、野球が彼を救った。野球帽をかぶれば頭を隠せる…